睡眠の重要性とその指標
睡眠は、私たちの心身の健康を維持し、生活の質を高めるために欠かせないものです。また、最も重要な休養行動のひとつであり、適切な睡眠時間と「しっかり休めた」と感じられることがいわゆる『良い睡眠』の指標となります。
どのくらいの睡眠時間が適切かは個人差がありますが、一般的には7~9時間が推奨されています。睡眠時間は長すぎても短すぎても健康を害する原因となるため、自分に合った睡眠時間を見つけることが重要です。
日中にしっかり体を動かし、夜は暗く静かな環境で休むというようなメリハリをつけることは、朝のスッキリした目覚めにつながります。また、日中になるべく多く太陽の光を浴びることも、『良い睡眠』を得ることにつながります。
『良い睡眠』を確保することで、生活習慣病の予防やメンタルヘルスの維持、さらには健康寿命の延伸にもつながります。日常生活において、適切な睡眠時間と質の高い睡眠を意識し、心身の健康を保ちましょう。
精神保健医療部長 平岡 健太郎