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精神科コラム

ストレスとのおつきあいの一助に

・ハーバード大学の研究でストレスが溜まっているときにジョギングをすると、心の回復に有効という結果が出た。別のマウスの研究では、走るときの頭への衝撃で神経伝達物質の活性化が確認された。

 

・ペンシルバニア大学の研究によると、心配事の79%は実際に起こらず、しかも残りの21%のうち、16%の出来事は、事前に準備をしていれば対処が可能。つまり心配事が現実化するのは、たった5%程度という結果を導き出した。心配事が多い時はこれを思い出して、心に余裕を持つといいかも。

 

・ハル大学の研究によると、へんてこな創作ダンスを5分するとポジティブな気持ちがアップし、ネガティブな気持ちが軽減する。きついときは部屋で踊ってみよう。

 

・NASA(アメリカ航空宇宙局)の研究によると、26分の仮眠をとることで、パフォーマンスが睡眠前より34%向上する!適切な昼寝は、パフォーマンスを上げ、心に余裕ができる。昼寝過ぎはだめですけどね。

 

・レンセラー工科大学の調査で、コーヒー豆の香りをかぐと、ストレスを軽減し、親切になる傾向が。

 

 

(参考文献 堀田 秀吾. 図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました. SBクリエイティブ, 2020, 240p)

 

 

精神科診療部長 坂本 成映